森のこーひーたより~生産者の顔と声~ 森のコーヒー生産者のコーヒー農園へ訪問した時の現地の様子やコーヒーへのこだわり、パートナーの皆さんの暮らしをレポートします。

こーひーたよりvol.231

「森のコーヒー生産者グループ」のジョン・ネットさんの農法は、農薬は一切使用しませんし、肥料もやりません。

「それで、よくコーヒーが収穫できますね。常識では考えられません。」とジョンさんに訊いたことがあります。

ジョンさんの答えは、

「森の力(ちから)を使うからさ。」

というものでした。

コーヒー発祥の地・エチオピアでは、コーヒーは、森の中に生えています。コーヒーは、日光を好む植物にもかかわらず、日当たりが強すぎると元気がなくなってしまいます。 森の中で生きることによって、他の背の高い木が、コーヒーのために日陰を作ってくれるのです。コーヒー農園の中に、いろいろな木や、動物や、昆虫、微生物が共生し、生き物の“森”を作ることにより、自然の生物ピラミッドができ、病害虫にも天敵ができることによって、特定の病害虫が、爆発的に発生することがなくなるのです。

ジョン・ネットさんは、毎日農園を回って、コーヒーの木の状態をチェックしています。


こーひーたよりvol.230

「森のコーヒー生産者グループ」のメンバーの一人、エンリケ・スローパーさんは、有機栽培の中でも、一風変わった“バイオダイナミック農法”という農法でコーヒーを栽培しています。

“バイオダイナミック農法”は、ドイツで神智主義のルドルフ・シュタイナーが提唱した農法で、農薬と化学肥料を使用しないのは勿論のこと、土壌と植物、動物の相互作用だけでなく、天体の動きにも着目した農業を行います。農薬や化学肥料は使用せず、地球に生きるものは太陽や月の満ち欠け、惑星などに関係があるという考えから、宇宙のリズムに基いた農業をします。

エンリケは、この“バイオダイナミック農法”で作る、有機栽培のコーヒーづくりにとても情熱をもっています。いわゆる“熱さ”を表に出すタイプではないので、多くは語ろうとはしませんが、私は長い年月の付き合いの中で、エンリケが“バイオダイナミック有機農法”が最高の農法と信じ、この農法を彼の近隣のコーヒー生産者にも伝えたいと思っていることを知っています。

エンリケは、もう何年も、近隣のコーヒー生産者に“バイオダイナミック農法”を教えてきていますが、いまだにエンリケのように成功している生産者はいません。それは、ブラジルで、有機栽培でコーヒーを生産することが非常に難しいからなのです。

先月ご紹介した「コーヒーチェリーティー」の開発も、実は、エンリケのこの、なんとかもっと多くの農家に“バイオダイナミック農法”で有機コーヒーをつくってもらいたいという願いから出ているのです。(有機でコーヒーを作り、いままで肥料にしてきた果皮・果肉もコーヒーチェリーティーとして販売できれば、農家の収入が上がるからです。)


こーひーたよりvol.229

「森のコーヒー生産者グループ」のメンバーの一人、エンリケ・スローパーさんは、有機栽培の中でも、一風変わった“バイオダイナミック農法”という農法でコーヒーを栽培しています。“バイオダイナミック農法”は、ドイツで神智主義のルドルフ・シュタイナーが提唱した農法で、農薬と化学肥料を使用しないのは勿論のこと、土壌と植物、動物の相互作用だけでなく、天体の動きにも着目した農業を行います。農薬や化学肥料は使用せず、地球に生きるものは太陽や月の満ち欠け、惑星などに関係があるという考えから、宇宙のリズムに基いた農業をします。このエンリケさんの農園が“カモシン農園”です。

今、このカモシン農園で、銀座カフェーパウリスタも巻き込んで、新たな商品の開発が進んでいます。それは「森のコーヒーチェリーティー」。コーヒーの果実(コーヒーチェリー)は、コーヒーの木に生る果実です。その果実の中にはいっている種(たね)が、皆様が飲まれている“コーヒー”なのです。(正確には、種を焙煎したものです。)コーヒーの果実の場合、いままでは、種だけを人間が利用して、果肉・果皮の部分は捨ててきました。(正確には肥料として再利用してきました。)

今回、このコーヒーノキの実の果皮・果肉の部分を“ティー(お茶)”として商品化できないかと、エンリケと共同開発しているのです。名づけて「森のコーヒーチェリーティー」です。この「森のコーヒーチェリーティー」は、ポリフェノールを豊富に含み、その抗菌作用からアンチエイジング作用や糖尿病予防効果があると言われています。味は、フルーティで、チェリー、ベリー、プラムを想わせるおいしいお茶です。


こーひーたよりvol.228

「森のコーヒー生産者グループ」のメンバーの一人、エンリケ・スローパーさんは、有機栽培の中でも、一風変わった“バイオダイナミック農法”という農法でコーヒーを栽培しています。

“バイオダイナミック農法”は、ドイツで神智主義のルドルフ・シュタイナーが提唱した農法で、農薬と化学肥料を使用しないのは勿論のこと、土壌と植物、動物の相互作用だけでなく、天体の動きにも着目した農業を行います。農薬や化学肥料は使用せず、地球に生きるものは太陽や月の満ち欠け、惑星などに関係があるという考えから、宇宙のリズムに基いた農業をします。

カモシン農園には、ホベルタ・トレーズマンさんという、バイオダイナミック農法の専門家が常駐しています。彼女は、ブラジルのボテゥカテュにあるバイオダイナミック研究所の本部で、研修をしたバイオダイナミックの専門家です。今回、私が、エンリケさんの農園“カモシン農園”を訪問したときに、ホベルタさんからバイオダイナミック農法の具体的な方法について、いろいろと教えてもらいました。

その中でも、とても目を引くのが、ポルトガル語で“ジナミザサゥン”と呼ばれる「調合剤作り」です。牛の角に牛糞をつめて、冬の間大地に寝かせて春を待ちます。そして春に掘り上げたこの調合剤の元と水を樽の中に入れて、攪拌します。この攪拌を“ジナミザサゥン”と呼んでいます。

攪拌は、右回しを20秒、左回しを20秒、それを1時間繰り返し、1時間たてば完成。この「調合剤」(プレパレーション)をコーヒー農園に撒くのです。


こーひーたよりvol.227

「森のコーヒー生産者グループ」のメンバーの一人、エンリケ・スローパーさんは、有機栽培の中でも、“バイオダイナミック農法”という農法でコーヒーを栽培しています。“バイオダイナミック農法”は、ドイツで神智主義のルドルフ・シュタイナーが提唱した農法で、農薬と化学肥料を使用しないのは勿論のこと、土壌と植物、動物の相互作用だけでなく、天体の動きにも着目した農業を行います。

エンリケさんは、よく言います。「通常のブラジルのコーヒー農園っていうのは、コーヒーだけを単作で植えているモノカルチャーなんだな。このモノカルチャーっていうのは、ホント、問題が多いと思うよ。なにしろ見渡す限りの広い農園に、コーヒーしか植わっていないというわけだから。ハセガワは、植物の生きる環境として、異常だと思わないか?」

「モノカルチャー(コーヒーのみの単作)というのは、人間が“栽培”という極めて人工的なことをするために行っていることで、コーヒーの木からすると、あまりいい環境ではないんだな。もともとコーヒーが生まれたエチオピアでは、コーヒーは、森の中で、ほかの木や植物、動物、昆虫と共生しているんだ。だから、そういう森のような環境の方が、コーヒーの木にとっては良い環境なのさ。だから、このアグロフォレストリー(森の中で農業をするという考え方)は、本当に大切なことなんだ。」とエンリケさんは言います。

カモシン農園では、コーヒーだけではなく、農園で働く人たちが食べる野菜も自分たちで作っています。もちろん野菜も、農薬・化学肥料を使わず、バイオダイナミック農法を使って栽培しています。私も食べさせてもらいましたが、「野菜ってこんなに味が濃いのか・・・!」と感動を覚えました。


こーひーたよりvol.226

「森のコーヒー生産者グループ」のメンバーの一人、エンリケ・スローパーさんは、有機栽培の中でも、“バイオダイナミック農法”という農法でコーヒーを栽培しています。“バイオダイナミック農法”は、ドイツで神智主義のルドルフ・シュタイナーが提唱した農法で、農薬と化学肥料を使用しないのは勿論のこと、土壌と植物、動物の相互作用だけでなく、天体の動きにも着目した農業を行います。

もともとエンリケさんのコーヒー農園“カモシン農園”を作ったのは、エンリケさんの祖父でした。エンリケさんの祖父は、木の収集家で、世界中から木を集めてきては、カモシン農園に植えていました。現在、カモシン農園のロゴマークがカエデの葉の図柄なのも、おじいさんがカナダからカエデの木をもってきて、カモシン農園に植えたからです。

エンリケさんは、良く言います。「通常の農薬・化学肥料を使用する農業をやっていた農園を、オーガニックの農園にするのはものすごく難しいね。3年間は転換期間として、コーヒーを有機としては売れないし、だいたいコーヒーの木が化学肥料に慣れてしまっているから、化学肥料を切って、有機肥料に変えると収穫量は激減するね。」

また、こうも言います。

「だから、通常農業(農薬・化学肥料を使用する農業)を有機農業に変えるのではなく、最初から有機農業でスタートすることが大事なんだ。最初から、有機農業でコーヒー栽培を始めれば、そんなに難しいことはない。ウチの農園は、じいさんが、最初から有機で、色々な木を農園に植えていたからね。そこにオレが、コーヒーの木を植えたってわけさ。」


こーひーたよりvol.225

「森のコーヒー生産者グループ」のメンバーの一人、エンリケ・スローパーさんは、有機栽培の中でも、一風変わった“バイオダイナミック農法”という農法でコーヒーを栽培しています。

“バイオダイナミック農法”は、ドイツで神智主義のルドルフ・シュタイナーが提唱した農法で、農薬と化学肥料を使用しないのは勿論のこと、土壌と植物、動物の相互作用だけでなく、天体の動きにも着目した農業を行います。

エンリケさんは言います。
「バイオダイナミックというのは、オーガニック以上のものなんだ。まず、オーガニック農法をやっていなければ、バイオダイナミック農法はできない。オーガニック農法をやった上で、バイオダイナミック農法を実施することで、コーヒーの木の健康状態はより良くなるし、コーヒーの品質も良くなる。簡単に言うと、農業を自然のサイクルに合わせるということなんだ。バイオダイナミックの農業暦には、月、星、十二宮図の状態が記載されていて、それに合わせて農業をやるのさ。」

現在、カモシン農園には、ホベルタ・トレーズマンさんという、バイオダイナミック農法の専門家が常駐しています。彼女は、ブラジルのポテゥカテュにあるバイオダイナミック研究所の本部で、研修をしたバイオダイナミックの専門家です。

今回、私が、エンリケさんの農園“カモシン農園”を訪問したときに、ホベルタさんからバイオダイナミック農法の具体的な方法について、いろいろと教えてもらいました。


こーひーたよりvol.224

「森のコーヒー生産者グループ」の中でも、ブラジル有機栽培コーヒーの「鉄人」と呼べる生産者がリカルド・アギアールさんです。

リカルドさんは、言います。
「有機栽培でコーヒーをつくるために、有機肥料を農園の外から調達していると、大変なコストがかかる。そんな費用をかけていては、とても農園の経営が成り立たない。」

そのため、リカルドさんは、自分の農園「ノッサ セニョーラ デ ファッティマ」内に、牛と馬と豚を飼っています。牛や馬や豚は、農園内の雑草などを食べて糞をします。それが、堆肥化されて、また農園に戻されるのです。それだけではありません。リカルドさんは、豚の糞からバイオガスを作って発電もしています。

このように、牛や馬や豚は、有機・無農薬栽培の農園を維持してゆく上で、欠かせないエネルギー循環の中心の環なのです。なるべく農園外からの資材の持ち込みを少なくし、農園内でエネルギーが循環できるようにしているのです。

そのほかにも、農園内の建物は、ペットボトルをリサイクルした材料を使ってつくられていたり、リカルドさんのアイディアがいたるところに見られます。

リカルドさんの仕事を見ていると、「サステナブル」という言葉の意味が改めてわかります。


こーひーたよりvol.223

「森のコーヒー生産者グループ」の中でも、ブラジル有機栽培コーヒーの「鉄人」と呼べる生産者がリカルド・アギアールさんです。

現在リカルドさんは、人生のすべてを有機・無農薬栽培コーヒーにかけています。朝は、5時から農園に行き、まさに“人間ブルドーザー”という渾名がふさわしい働きかたです。

リカルドさんのすごいところは、農園経営がダイナミックで、スピードのあるところです。 ブラジルは、なんといっても国土が日本の約22.5倍、めちゃくちゃ広いので、農業もダイナミックです。また、国民性も、ブラジル人は、日本人と比べると、ダイナミックなものに向いているようです。逆にブラジルにいる日系人農家は、ブラジル人が不得意とする“花”の栽培など、細かい気遣いの必要なものをやっています。

そのリカルドさんのダイナミックさを垣間見たのが、コーヒーの乾燥場です。実は、2年前、ちょうど収穫期に、リカルドさんの農園がある地域に、非常に強い雨が降り、乾燥場にあったリカルドさんのコーヒーの一部が雨に当たり、被害を受けました。(ゲリラ豪雨は、日本だけではありません。異常気象は、全世界的な現象で、ブラジルでも起こっています。)

その時の反省を踏まえてリカルドさんが作ったのが、巨大なコーヒー乾燥のためのビニールハウスです。被害があった年の翌年には完成していました。この常に改善をしてゆくスピード感と、そのスケールの大きさがリカルドさんのすごいところです。


こーひーたよりvol.222

「森のコーヒー生産者グループ」の一人、クラウディオ・カルネイロさんの農園「ファゼンダ パイシャウン」は、あのスペシャルティコーヒーの産地として有名なカルモ・デ・ミナスにあります。クラウディオさんは、2010年の国際コーヒー品質審査会(カップ・オブ・エクセレンス)のブラジル部門で、93.91点の高得点を獲得して、第一位の栄冠に輝いた篤農家です。

クラウディオさんは、根っからのオーガニック(有機)コーヒーの生産者です。クラウディオさんのお母さんが、農薬を使用しない有機栽培の食品にこだわっていて、その強い影響で、クラウディオさんも無農薬・有機栽培コーヒーを作るようになったと語ってくれました。

「クラウディオさんのコーヒー」は、ブラジルスペシャルティコーヒーのメッカと呼ばれているカルモ・デ・ミナスのコーヒーの中でも独特です。まず、オーガニック農法で作られ、味も、ほかのカルモ・デ・ミナスのコーヒーと香味、風味がまったく違います。まさに、クラウディオさんにしか作れない味があります。それは、レーズン、チョコレートを想わせる風味、そして、バニラ、スパイスも感じる、今まで体験したことのないような独特な香味です。液体は、シルキーで滑らか。後味の余韻も甘さで消えてゆきます。

今月限定で、カフェーパウリスタ創業100周年記念セレクションとして「クラウディオさんのコーヒー」を販売いたしますので、ぜひこの機会をお見逃しなく。この独特の味をお確かめください。


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