- 「森のコーヒー」は有機JASコーヒーですか?
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「森のコーヒー」は有機JASコーヒーではありません。
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日本では、平成11年に改正されたJAS法に基づき、有機農産物と有機農産加工食品のJAS規格が定められ、そこで示されたルールを守って生産され、有機JASマークが付された食品だけ「有機」や「オーガニック」と袋や箱に表示できるようになりました。
「森のコーヒー生産者グループ」のすべてのメンバーが有機JASの認証を取得しているわけではありません。リカルド・アギアール氏、イタジバ氏、エチオピアのハイレ・ゲブレ氏は、日本の有機JASを取得しています。しかし、その他の「森のコーヒー生産者グループ」のメンバーは、農薬・化学肥料をコーヒー栽培中に使用していませんが、日本の有機JAS認証は取得していません。
ジョン・ネット氏とクラウディオ・カルネイロ氏は、ブラジルの有機認証であるIBDを取得。
エンリケ・スローパー氏は、ドイツの有機認証・DEMETERを取得しています。
- 「森のコーヒー」はブレンドですか?
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はい。複数の生産者のコーヒーを混ぜているという意味ではブレンドです。
- ただし、「森のコーヒー」の生産農家は、すべてブラジルとエチオピアにありますので、生豆生産国名という意味ではブラジル、エチオピアの2国になります。通常のブレンドのように3か国以上の国のコーヒーを混ぜたというわけではありません。
- 豆が小さく不揃いに見えるのですが…
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「森のコーヒー」は、大粒の豆も小粒の豆も両方とも買い付けています。
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通常日本に輸入されているブラジル・サントスNo.2規格のコーヒーは、異物混入率が300gあたり4点以下(異物によって点数が違う。大よそ1%程度)のコーヒーです。豆の大きさはスクリーンという単位で表現され、こちらも17以上のスクリーンサイズの物がほとんどです。
一方で「森のコーヒー」は、農薬・化学肥料を一切使わないということと、おいしいということが第一なので、スクリーンサイズや欠点の基準は、No.2の規格に当てはまりません。
一般的に流通しているコーヒーと比べれば、確かに不揃いです。
ブラジルのような熱帯の国で、農薬、化学肥料を全く使用せずに、安心・安全で、しかもおいしいコーヒーを契約栽培することをお願いする場合に、通常のコーヒーと同じ基準で、大粒のコーヒーだけを買い付けるということは、弊社としては要求できません。
生産者からしてみれば、小粒のコーヒーも、大粒と同じく農薬・化学肥料使用せずに丁寧に作っていますので、同じように買上げてもらわなければ、農園経営が成り立ちません。
カフェーパウリスタでは、小粒のコーヒーも、カッピング(味見)をして、味を確かめてから買付をしていますので、ぜひ安心してお飲みになってください。
- 森のコーヒー生産者が取得している有機認証について教えてください。
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はい。JAS、IBD、DEMETERの有機認証になります。
